牛肉はその部位によって、味や柔らかさ、食感がまったく違います。各部位の特徴を理解することで今まで以上に、すき焼きやしゃぶしゃぶ、焼肉を楽しんで頂ければと思います。
ヒレ
牛肉の上と呼ばれている高級肉。
お肉の中でも1番柔らかい部位で上品な旨味を味わえます。脂が少なく比較的あっさりとしているため、女性やご年配の方にも好まれ、お勧めの部位です。
シャトーブリアン
超希少的な部位で美しい赤身肉。
伊藤の家から3%ほどしか取れないヒレの中のごくわずかしか取れない超希少部位のため、幻の部位と呼ばれています。希少であるため価格も最高級の値段がつけられている。
リブロース
牛の体の中心部分にある高級部位。
赤身と霜降りのバランスが良くきめ細やか。肉本来の旨味を楽しむことができ舌触りもとても柔らかです。リブロースの霜降り量が多いほど、肉の評価は高等級になる。
サーロイン
ナイトの称号を持つ牛肉の王様部位。
17世紀にイギリス王がロイン(腰肉)に、ナイト(サー)の称号を与えるとしたのが由来。木目が細く味が柔らかい霜降りの多い部位で、サーロインといえばステーキとして有名でしたが最近では焼肉店でも見かけることが多い。
肩ロース
リブロースに連結する霜降りが美しい部位。
上品で口の中でとけてなくなるような食感、お肉らしいうま味と霜降り(脂身)が上質なのが特徴。
ランプ
脂身がほんのわずかしかない背中側の大きな赤身肉。
モモ肉の中では特に柔らかい食感で旨味は濃厚ですが、霜降りが少なくあっさりと楽しめる。赤身肉なので飽きにくく、霜降りが苦手な人にもおすすめ。
イチボ
モモ肉で1番霜降りの量が多く、ランプの後方にある部位。
もも肉特有で弾力がありきめが細かいイチボは赤身と霜降りを同時に楽しめ、肉らしい食感を味わえます。
ウデ
モモ肉よりも霜降りが多いですが、あっさりとした味わいで、すき焼きに使用されることが多い赤身肉。
ミスジとも呼ばれる部位。口の中でとけてなくなる上質な食感を味わえます。
ハラミ
今では有名となった内臓系肉、横隔膜の背中の部位ハラミ。
牛1頭から2キロほどしか取れない希少部位。カテゴリとしては内臓肉になりますが、霜降りのノリの良さと柔らかな食感、さらに肉らしい旨味もあり絶大な人気。
タン
ヘルシーでおいしい定番部位。
タン元と呼ばれる、舌の付け根部分が使われることが多く、この部分は柔らかい。先のほうはかための肉質でより安価に。ヘルシーな肉としても定番で女性人気は高い部位です。
テール
牛の尻尾の部位。
しっぽは常に動かしているため肉質は硬く引き締まり、味は濃厚になる。一般的にはスープとして提供されることが多く、コラーゲンたっぷりで美容系肉としても人気。
ミスジ
霜降りが美しい部位のミスジ。骨に隠れるところにあるお肉で、「幻の肉」とも言われるとても希少な部位。
肉の厚さで大きく食感も変わることから通好みの部位でもあり、バランスの良い濃厚な旨味を味わえる肉。
ザブトン
三角バラ(焼肉)
ブリスケ