焼き餃子を美味しく焼く方法|モチモチに仕上げるためのポイント

子供から大人までみんな大好きな料理である焼き餃子。

元々は中国が本場なのでしょうが、すでに日本の家庭料理の中でもかなりの位置にあるほどポピュラーなものになっていますね。

中国では蒸し餃子、水餃子がメジャーなようですが、日本では焼き餃子が人気ですね。

今回は餃子をワンランク美味しくするための焼き方のポイントをお伝えしていきます。

美味しい餃子を焼くためのポイント

 

ご飯のおかずにももちろんですが、ビールのおつまみとしても究極に近い相性の良さを感じます。

コツその1 お水を加える

お水を加える

美味しい餃子の特徴と言えば、プリプリした食感ですよね。

餃子をみずみずしく仕上げるには、お水の使い方が非常に大切になります。油をしいてフライパンの上に餃子を並べて加熱したら、水を加えて蓋をします。

このようにすることでフライパンの中が蒸し器のようになり、皮にモチモチ食感が加わるのです。

餃子の皮の主成分は、お米のような粘り気の少ないβデンプンとなります。この状態のデンプンは、水がある条件で加熱することで、柔らかく糊のような粘りが出てくるのです。この変化を糊化とかα化といいます。βデンプンは水蒸気加熱で効率的にαデンプンへと化学的に変化するのです。
水分が30%~40%あるときに60℃を超えたあたりから反応が始まります。いつも上側がカピカピになってしまう方は、思い切って多めのお水で蒸すようにしてみましょう。
水蒸気を使った加熱のメリットは、皮がプリプリになるだけではありません。餃子の加熱もフライパンからの直接の加熱だけでなく、周囲全体から加熱することができるのです。こうすると、全体に満遍なく火がはいり、美味しく仕上がるんですね。

コツ2 焼き色をつける

焼き色をつける

最後に蓋を開けて強火にすることで、蒸すために入れていたお水を蒸発させます。

この工程をしっかり入れることで、こんがり焼き餃子の焼き色が付けられます。

焼き色はうま味です。

糖とたんぱく質が加熱されることで、化学反応が起こります。メイラード反応と呼ばれる現象です。餃子の皮だけでは反応は薄いのですが、お水を入れて蒸す工程をいれることでお肉のうま味であるアミノ酸は溶けだします。

アミノ酸と皮でも反応が起こってきつね色になり、食欲をそそる香ばしいにおいもつけられるのです。

コツ3 ごま油でうま味アップ

十分に餃子に火が通ったと判断したら、仕上げとしてごま油を回し入れましょう。

焼き餃子の香ばしさをアップさせてくれ、味にも深みが出ます。

また、餃子表面に油の薄い膜が付けられるので、隣の餃子とくっつくことを防止できたり、乾燥しにくくプリプリを持続させることが可能になります。

まとめ

今回は焼き餃子をプリプリに仕上げる調理方法のポイントについてお伝えしました。

焼き色が付いているのにうまく火が通っていないとか、焼いていない部分が硬くなって美味しくない方は、焼き餃子も最初は蒸すつもりでいつもよりも多めのお水で蓋をして加熱してみてください。

お水は蓋を開けてあげれば、蒸発してなくなります。

今回のやり方を参考に、ぜひ美味しいご飯を食べてください。

 

焼き餃子
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