低温調理器を利用してアメリカ産の安いステーキ肉は美味しくなるのか?初めはただただ美味しくステーキを焼きたいってことだったんですが、続けていくうちに今度はどこまで行けるのか?どこでおいしくなくなるのか?が気になって来て、【にくらぼ】の真骨頂はココからなんだと思いまして。
暇さえあればこれからも様々な温度でステーキ肉を低温調理していこうかなと考えています。
今回は基本的にはレシピ本などで「ミディアム」と言われているギリギリの温度のレシピで低温調理してみたいと思います。ミディアム好きの方はしっかりとチェックしてみて下さいね。
ミディアム狙いの60℃60分レシピ
はい。前回は「外食不要」のレシピが誕生してしまいました。58℃の火入れステーキをご覧になっていない方はこちらから↓
前回外食不要のレシピができてしまいましたが、今回の「60℃60分」レシピも、狙いは前回と同じミディアムなんです。
なので、本当に前回のがベストレシピなのかどうかを確認する意味でも今回試してみようと思ったということです。
調理時間:60分
使用したステーキ肉は、前回同様のアンガス牛厚切り輸入ステーキ肉で250gです。
今回のお肉も3㎝程度の厚みがあります。(スーパーHSで購入)
アメリカ産の安いステーキ肉を60℃で低温調理
設定温度は60℃。調理時間は60分です。
写真は1時間4分の表示になっていますが、これはタイマーなので、多少多めに設定しておいても問題なしです。
ただ、10分とか20分も長く設定してしまうと狙っている以上の火が入ってしまうので注意してください。
水温が上がるまで20分くらいかかります。
念のため60℃になったことを確認して。
水温が上がるまでにお肉を真空パックにしておいて、水温が60℃になったらお肉を入れましょう。
写真は30分後の状態ですが、お肉を入れてしまうととりあえずやることがありません。
30分もしないうちに、お肉に火が入り色が変わってきます。
アッとゆうまに60分が経ちました。
ピ、ピ、ピ、とタイマーが鳴りあおいランプが付いてお知らせしてくれます。これで火入れは完了です。
タイマーを設定しているので、60分で止まりますが、お湯につかっている間は火が入ってしまいますので、出来るだけ早くお湯から出してくださいね。
袋から取り出して、水気をふき取っておきます。色がものすごく悪く見えますがこれでOKです。
ただ、今回はこの段階で以前の58℃のときと違って、明らかにお肉が縮んでしまいました。お肉自体も少し硬くなっていて、以前はこのとき持てないくらいに柔らかかったのが、今回は普通に持てます。ちぎれそうになることもなかったです。
塩コショウをするならこのタイミングが◎です。
もう焼いてしまっていますが、片面を強火で1分ずつ焼いたら、5分程度お肉を休ませます。
休ませると、切ったときに肉汁が出てこなくなり、お肉の旨味もお肉自体にしみこみますので、ぜひ5分間放置しておいてください。
あとは、好みのサイズに切り分けます。やはり、お肉が縮んでしまったことで包丁を入れたときも少し切りにくかったです。
切りにくかったとは言えそれでも、これくらいの火加減であれば、これは柔らかい部類のお肉と言っても問題なさそうだと感じました。
見た目も、お肉の色もとても絶妙だと思いませんか?
盛り付けて完成です。
60℃60分低温調理ステーキレシピまとめ
毎回焼く前に塩を振ってから焼いていますが、こうして食べるときも塩を振って食べています。
ただ、今回は醤油にわさびを混ぜたものでも食べてみましたが、コレが合いました。美味しかったです。
今回「60℃60分」の低温調理でしたが、実際これはこれでおいしいステーキが焼けたと思います。火加減はやはり絶妙で歯切れも良かったのです。
ただ、お肉が縮み始めてしまっているので、柔らかいお肉が好きな人にとっては本当にギリギリのラインだと思います。肉質によっては「硬さ」を感じることがあるかもしれませんので参考にしてみて下さい。
美味しかったです。ごちそうさまでした。
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