「カーニヴォ」とは肉食獣やお肉を食べるのが大好きな人という意味の単語。カーニヴォは、カリフォルニアでコストパフォーマンスが素晴らしいと注目されているローダイ地区で造られているワインです。
肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワインという今までの枠から飛び出た「黒ワイン」という名称もなかなか面白い。
黒ワインって何なの?
黒ワインというのは販売元のサントリーがブランドのキャッチコピーのためにつけた名称だと推定されます。この黒ワインカーニヴォはカベルネ・ソーヴィニヨンという黒ぶどうの品種を使って作られています。
実はこの品種はフランス・ボルドー地方の代表的な赤ワイン品種の代表的なもの。黒ぶどうを使ったフルボディの赤ワインを黒ワインとしたのでしょう。オシャレですよね。
また、カリフォルニア産のカベルネ・ソーヴィニヨンはフランスで行われたテイスティングにてカリフォルニア産のワインが高評価を独占することもあるとても優良な産地なんです。
そもそも「赤ワイン」は肉料理はなぜ相性がいいの?
肉料理と赤ワインの相性がいいのは、誰に聞いても間違いないという定番のマリアージュでしょう。
お肉を使った料理というと、牛肉をイメージするかと思いますが、調理方法は牛肉のステーキ、ハンバーグ、焼き肉などでしょうか。いずれにしてもや脂肪分が多く味も濃い料理が多いです。このような料理に濃厚な赤ワインを合わせると非常に、うまみが倍増するから不思議です。
その理由については科学的にもわかってきています。お肉の甘みやうまみに対して、赤ワインの渋み成分である「タンニン」が加わることで味覚として美味しさに感じられるのだそうです。また、タンニンは肉の脂肪分とも相性が良いので、口に残る油をタンニンが溶かしてくれてさっぱりさせてくれるんです。
カーニヴォってどんなワインなの?
現在2種類のカーニヴォのワインは販売されています。
一つは上で説明したカベルネ・ソーヴィニヨンを使ったタイプ。こちらは、オークから由来するはっきりしたトースト香が特徴でエスプレッソやチョコレートのようなブドウの深みを感じられます。タンニンもほど良いのでしつこくなく、余韻の長いスムースな口あたりでいくらでもお肉を食べられてしまうワインです。
もうひとつはジンファンデルを主に使った同じくフルボディの赤ワインです。こちらはより濃厚でブルーチーズなどとも相性が良いタイプ。ジンファンデルの良い部分を抽出した良ワインです。
肉専用黒ワイン「カーニヴォ ジンファンデル」とは
「カーニヴォ ジンファンデル」は、肉料理の旨味を引き立てるフルボディの赤ワインです。
色が濃く骨太な味わいのワインを生むぶどう品種ジンファンデルを主に使用し、濃密でやわらかいフルボディの赤ワインに仕上げました。
ジューシーで力強く、スパイスのヒントがありながらスムースな口当たり。ブラックベリーやプラムなど濃いベリーのフレーバーや、ダークチョコレート、ブラックペッパーのニュアンス。
カルビやサーロインなどの脂身や煮込んだシチュー、照り焼きなど、濃厚な肉料理に合わせてお楽しみください。