ミディアム
強火でしっかりと焼き目をつけて、脂を融かしましょう。とはいえ加熱しすぎると肉汁が落ちてしまうので、最後は余熱でミディアムに仕上げられるのがベスト。
味つけBest3
- 醤油
- 塩ダレ
- 甘口タレ
友三角は赤身肉と脂肪のコクが強い牛肉の部位
友三角はしんしんの外側にある「しんたま」の一部。お肉の部位自体が三角形をしていることから、友三角という名前がつけられたようです。
詳細な肉の部位では牛の後ろ足の付け根の部分にある、牛モモ肉の一部のことを指します。牛モモ肉というのは、大きく部位を分けると
- ソトモモ
- ウチモモ
- ランイチ
- シンタマ
という部位に分けられます。その中でシンタマを分けると友三角・シンシン・亀の子の3部位に分けることができます。
友三角はやや粗めのサシが入っていてコッテリとしている。一見すると硬そうで肉質が粗いように見えるが、ちょうど良い噛み応えと食べやすいお肉の味で人気があります。
脂の味が濃いため黒毛和牛のA4以上となるとしつこさを感じるとおもいますので、お値段そこそこのものの方がオススメです。あか牛など赤身が美味しいものであれば塊肉でも美味しく食べられます。
別名は「ヒウチ」。実は希少部位のひとつで、牛一頭から約4~5kgほどしかない牛肉部位なんですね。
友三角の味の特徴
友三角はしんたまの部位の中でも霜降りは比較的多めである一方で、赤身のおいしいしんたまの味の濃い肉汁を楽しむことができる部位です。口に入れるとお肉の赤身の旨みと、後から旨みを多く含んだ脂のコクが感じられる味わいがあります。
黒毛和牛の場合には旨みが強い一方で脂肪分も増えてしまいますのでA5ランクのものの場合には薄めでいただだきたい。お肉としてはカイノミに近い味です。お肉好きの方であれば友三角の肉の濃い味は癖になる良質な部位でしょう。
友三角のカロリーってどれくらい?
友三角はモモ肉であるため、赤身メインの部位になりカロリーは低めの100g 当たりおよそ240kcal になります。
焼肉用のお肉として人気です。栄養価はビタミン・ミネラルでは鉄分とビタミンB12と亜鉛の成分が多いです。ブランド黒毛和牛の場合には脂肪分が増えるためカロリーは高くなる傾向にあります。
友三角のお肉を食べる場面は?
友三角は少量でもお肉を食べたと感じる満足度の高いお肉です。焼き肉で食べることがメインになりますが、女性とのデートにぴったりでしょう。
お醤油で食べることでさっぱりと食べることができます。コクと旨みのバランスが良いので、お肉が好きでないと思っている友人に勧めてあげるのも良いでしょう。癖になるタイプのお肉です。