ラム肉の香りをもっと楽しむための方法

ラムやマトンといった羊肉には特徴的な香りがあります。新鮮なものは程よくお肉の美味しさに貢献してくれて、美味しいですよね。

仔羊のお肉であるラムと比較すると、成羊のマトンの方がより香りは強いです。

ラム好きの私も、強すぎる香りは苦手だったりします。羊のお肉をおいしく食べるためにどのような方法があるでしょうか。

ラム肉はハーブやスパイスで美味しくなる

ラム肉をもっとおいしく食べるためには、お肉の香りをお料理のアクセントとして思えるようなものにする必要があります。

そのためにも、ラム肉と相性の良いのが「スパイス&ハーブ」なのです。相性の良い香り付けでお肉がレベルアップした美味しさになるのです。

ラム肉と相性の良いハーブ&スパイス

それでは、ラム肉と合わせて美味しくなる香りをもつハーブとスパイスを紹介していきます。

ローズマリー

ローズマリー

フランス料理では鉄板となるハーブ。お肉との相性が良く、市販の粒マスタードなどにも香りが入っていたりします。

お花のような香りが、ラム肉のくさみを香りに引き上げます。

タイム

タイム

スパイシーでレモンっぽさのあるさわやかな香りです。

お肉だけでなく魚の臭みとりにも使われるハーブ。ローズマリーと合わせても相性が良いです。

クミン

カレーになくてはならない香辛料。カレーらしい香り成分でラム肉とは相性ばっちりです。

肉料理に合うので、ソーセージやミートローフなどのお肉料理の香り付けにも使われます。

羊のお肉の臭いの成分は?

ラム肉やマトン肉の臭いの成分は、『4-エチルオクタン酸』『4-メチルオクタン酸』となります。これらの成分は分岐鎖脂肪酸という種類のもの。

牧草の香りや脂っぽい香りですね。

また、羊のお肉の脂肪の融点は牛肉よりも高いという特徴があります。牛肉の脂肪が40~50℃なのに対して、羊は44~55℃となっています。

美味しく食べるには、より温かい状態の方がいいということになります。

調理は牛肉よりもちょっと難しい

脂肪の融点が高いのに対して、たんぱく質が固まる温度というのは一定です。

調理のときに狙いたいお肉の温度は58~60℃ですので、美味しいと感じる温度を考慮すると、調理温度範囲は狭くなります。

ただ、オイルでマリネしておくことで、加熱しすぎても硬くなりにくくすることができます。おうちでのラム肉の調理ならオリーブオイルなどを上手く使っていきましょう。

 

 

 

 

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