最近何かと話題のグラスフェッドビーフ。名前は聞いたことがあったものの実際に食べた経験がある方はもしかしたら少ないかもしれません。
今回はグラスフェッドのリブロースステーキを食べてみましたので、調理方法や味の感想をお伝えします。
グラスフェッドビーフって何?
「グラスフェッド」とはお肉を育てるときの飼育方法の一種になります。牧草飼育という意味のGrass-fedから名づけられています。牧草のみを飼料にして育てられるのが特徴で、こうして育てられた牛肉がグラスフェッドビーフと呼ばれるのです。
グラスフェッドビーフで有名なのが牛肉大国でもあるニュージーランドやオーストラリアです。今回いただくリブロースステーキも、オーストラリア産でした。
購入したものを調べてみると、オーストラリアの広大な牧草だけで育てられたお肉だそうです。グラスフェッドビーフのリブロースステーキ肉。
赤身がメインとなる部位で高タンパクで低脂肪ということで、カロリーを気にする方にもオススメのお肉なのです。さらに鉄分が豊富なのも特徴。脂肪もオメガ3(不飽和脂肪酸)が多く含まれ、健康を気にする方にはやはり嬉しい肉質ですね。
ちなみに黒毛和牛など国産のお肉の場合には、穀物を食べて育ったグレインフェッドビーフと呼ばれるものが多いです。穀物が飼料になっている牛は霜降りが入りやすくなります。
リブロースについて
牛肉の中でも「ロース」という部位は牛の肩から腰にかけてのお肉になります。肩ロース、リブロース、サーロインがこのカテゴリーに入れられます。リブロ―スは肉質のきめが細かいということと、赤身で柔らかい比較的上位の部位なのです。
海外ではリブロインとも呼ばれます。アメリカではリブアイロール、オーストラリアではキューブロールなど地域によって呼び名が違うのも特徴でしょう。
リブロースステーキはお肉感が強くて、BBQなどで活躍します。見た目も満足度も高いですね。
グラスフェッドのリブロースステーキの美味しい焼き方
それではリブロースステーキ1枚をフライパンで焼いていきます。準備するものは以下となります。
準備するもの
- リブロースステーキ 270g
- 塩 2g
- ブラックペッパー 適量
- 赤ワイン 大さじ2
- バター 7g
- 米油 大さじ1
バターと油をしいて、フライパンを熱してからステーキを焼いていきましょう。
冷蔵庫解凍するとわかる鮮度のよさ
解凍してみるととても綺麗な赤身肉。
今回のお肉はオーストラリアから生の状態で国内に運ばれ、日本に到着してから工場で1枚1枚ステーキカットされます。新鮮さを保つための真空パックや冷凍などをかなり工夫されているようです。
ちなみにお肉の解凍は前日の夜寝る前に冷蔵庫にいれることで行いました。調理は内部が冷えている方がレアにしやすいので、冷蔵庫から取り出してすぐに焼きます。常温にするとどうしてもお肉が硬くなるので、初心者の方は特に冷たいまま焼いたほうがいいと思います。
今回はバターで香ばしい香りを付けて焼き上げていきます。
美味しく焼き上げるコツは、「焼き色をつけること」。
これお肉の旨みを引き出す一番大切なポイントです。バターと肉汁がフライパンにたまってきますので、スプーンなどでお肉の上にかけながら加熱していきましょう。
焼き時間は表面3分、裏面3分程度でした。テフロン加工のフライパンの場合には焼き色が付きにくいので、焼き色を優先して焼いていきましょう。
アルミ箔で5~10分寝かせるとさらに良い
厚み3~4cmのステーキということで、フライパンでお肉表面に焼き色を付けてからアルミ箔に包んであげましょう。
お肉の水分が全体にいきわたると共に、熱も内側に浸透するのでちょうど良いミディアムのステーキにすることができます。
グラスフェッドビーフのステーキの味わいは?
出来上がったリブロースステーキを食べてみます。
すごく綺麗に焼きあがっていますよね。
赤身がメインなのですが、バターで焼き上げることでこんがり&しっとりに出来上がりました。
ミディアムレアに焼き上げてみましたが、かなりジューシーで肉らしさを感じるお肉でした。端にところどころ筋はありましたが、その他は柔らかくて食べやすいです。
噛み応えもしっかりなので、お肉を食べている感覚に大満足。お肉好きにはたまらない一枚となるでしょう。
今回はミートガイというネットで購入できるお肉屋さんのリブロースステーキを実際に食べてみました。とっても赤身のお肉なのにかなりリーズナブル。270gで2,000円以下で食べさせてもらえるとはありがたいです。
価格:1,970円(税込)
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