大学のブランド牛|こだわりの研究の成果で生まれた新しい品種はどんなお肉?

大学開発のブランド牛が注目されています

ここ最近新しいブランド牛として、大学が開発したというものを見かけるようになりました。

多くは地球環境を維持しながら、牧草を使って育てるというものがあります。

無理に美味しくするのではなく、牛や環境にストレスのない状態で以下にうまく飼育するか。いろいろ考えさせられますね。

大学が開発しているブランド牛の例として以下があります。

Q Beef(九州大学)

「Qビーフ」は、九州大学で研究されてた国産自給飼料をメインで肥育された黒毛和種の牛肉です。

牛の胎児期に食べるものを考えてあげることで、育ってからの体質を食肉に適したものにしようという研究になります。

主な特徴として、輸入飼料にたよらずに牧場の草を使うことなどがあります。牛本来の生き方に合わせていながら、やわらかいお肉になるように検討がされているのです。

「Q Beef」とよばれるブランド牛の商品はステーキ用の肉とハンバーグに加工した2種類。どちらもインターネット・電話で購入することができます。

 

 

農大和牛(東京農業大学)

農大和牛は、草地の牧草を食べて育った赤身が特徴の和牛です。

農学部動物科学科の家畜繁殖学研究室で研究されている、受精卵から育ったのがこちらのブランド牛。

研究室で開発された受精卵(胚)を使って新しい品種を生み出すことが検討されています。

農大和牛は、世界で初となる『黒毛×あか牛』の組み合わせで作られた品種です。

黒毛和種と褐毛和種牛から生まれた体外受精卵が使われて、生まれてからは牧草地で育てられます。

 

 

北大短角牛

北海道大学が北海道の札幌キャンパスから150kmはなれた延久牧場で育てられるブランド牛。

北大短角牛は、日本短角種という日本国内でも珍しい和牛の品種となっています。

一般的な黒毛和牛がでんぷんやたんぱく質などの栄養が多いエサで育てられるのに対して、北大短角牛は主に牧草で育てられます。

化学的な肥料や購入飼料を少なくして、ウシの健康にも配慮した家畜生産システムを目指しているということです。

 

北里八雲牛(北里大学)

北里大学獣医学部附属フィールドサイエンスセンターが八雲牧場という北海道の牧場で育てられたブランド牛です。

品種は日本短角種(日本在来種)、日本短角種とサレール種(フランス原産)の交雑種です。

地元産飼料100%。放牧で育てられた牛肉で、臭みなども少ないといいます。ストレスが少ない状態で育っているのも臭みが少ない理由かもしれません。

赤身肉のため脂っぽさはなく、コクのある肉本来の味が楽しめます。食感がしっかりしているお肉です。

 

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