彦根の老舗お肉専門店「千成亭」。観光地としても有名な近江牛を食べられるお店ということで、歴史・品質ともに評判の良いお店なのです。
近江牛と言えば国産のブランド和牛の中でもトップクラスの知名度を誇るお肉。
今回は、有名店のお取り寄せができるということで、千成亭からギフト券を購入して実際に食べてみるところまで経験してみました。
近江牛のしゃぶしゃぶ肉を評価してみる
早速千成亭からお取り寄せしたしゃぶしゃぶ肉を食べていきます。
近江牛は約400年の歴史をもち、元禄元年より彦根藩主から代々将軍御三家へ「養老の秘薬」として献上されてきた特別なお肉。近江という土地が京都に近いこともあり、食文化が発達していたので、現在も三大和牛・四大和牛に数えられるほどに有名なのです。
和牛ならではのキメの細かい肉質とさっぱりとした脂に定評があります。
「近江牛特選しゃぶしゃぶ 400g 柚子ポン酢付き」を選択しました。
近江牛のしゃぶしゃぶ肉の感想
お肉は脂肪分が綺麗に赤身の間に入っており、3大和牛の名前に負けない素晴らしいお肉。色も綺麗でした。
千成亭ではA5ランクもしくはA5に限りなく近いA4ランクのお肉のみを仕入れています。ブランド牛を始めて召し上がる方には、安心できるお店であるのは間違いありません。
しゃぶしゃぶ肉の大きさを見ていただけるかと思います。
また、ほんの数分常温で写真を撮っている間に、脂肪が融けてお肉の表面につやが出てきます。くちどけの良いお肉なのがここからも見て取れますね。
しいたけの十字の庖丁使いがうまくなっていて、写真栄えします。不器用でも繰り返し作っていると徐々にうまくなるものですね。
今回は土鍋でのしゃぶしゃぶにしました。昆布としいたけの石づきでお出汁をとっていただきます。
昆布は北海道の日高昆布を使ってます。しゃぶしゃぶはシンプルなお料理なだけに、お出汁でずいぶんと味が変わります。こだわれるのであれば、しっかりお出汁を取っておきましょう。
久しぶりにしゃぶしゃぶをいただきましたが、美味しいです。見た目からすると脂肪分が多いかなと印象を受けるかと思いましたが、さすがに近江牛。さっぱりとした霜降り肉でした。
さらに、しゃぶしゃぶなのでお湯で余分な脂を落として、食べてみるとすごくあっさり。いくらでも食べられそう。
口に入れるとプルっとした、弾力と食感。火が通っているけれど、お刺身のような感覚でした。
近江牛は薄切りにしてすき焼きかしゃぶしゃぶにするのが美味しい食べ方。人気があるのもうなずける最高級のお肉でした。
千成亭の近江牛梱包ってどんな感じ?
ハガキを投函する日から最短で10日で届くように設定可能です。ギフト券を使ってお取り寄せしたしゃぶしゃぶ肉の梱包をみていきましょう。
ヤマト運輸さんの冷蔵便で届きました。
箱には「到着後すぐに開封して下さい」の文字。
色々なブランド牛をお取り寄せしていますが、このように箱にしっかり注意書きがあるお店は珍しいです。品質を気にして、美味しいお肉を食べてほしいというお店の方の気配りを感じます。
竹皮にお肉がつつまれて入っていました。この竹皮は本物で、箱を開けたときには竹の香りが広がりましたよ。昔ながらの感じが素敵な演出になっています。
私的には問題ないのですが、一点注意しておきたいのが、『竹の皮の中に直接お肉が包まれている』ということです。
潔癖の方となると、自然もので処理が分からないものに不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。もし、これに気持ち悪さを感じそうな方にプレゼントするような場合にはオススメしません。
実際は竹の皮は通気性と殺菌性があって、化学物質が入りにくい普通のビニール包装よりも優秀なのですけどね。気分の問題です。
千成亭のギフト券の感想【写真付きレビュー】
お肉のギフト券・商品券はもらった方が、好きなタイミングで注文できる利点があります。
今回のように有名なブランド和牛なら、家で食べられる最高レベルの食事になることは間違いありません。
千成亭のギフト券、今回初めて頼んでみたのですがなかなか多くの種類から選べます。
今回は近江味街道「中山道」を選択することにしました。
税込みで11,000円とちょっと贅沢なプレゼントとなりますが、選択肢が多くしかも近江牛。内容を見るとむしろ安いような気さえしました。選択肢が多いというのもギフト券に必要な条件ですよね。
カタログとはがきは注文から3日後には自宅に郵送されてきました。急に入った訪問予定やパーティーの景品を急ぎ準備したい方にとっては短時間で準備してもらえると良いですね。
しっかりビニール袋に張っています。届いてから相手に渡すまでに汚さないとも限りませんから意外と大切ですね。
特に自分の家で受け取ってから手渡しでカタログを渡すことを予定している場合には重要でしょう。
簡単にはがせるシールで付いているので、手も汚れないです。剥がしやすいので中の商品券を傷つける心配もありません。
カタログは包みのなかに入っています。
ハガキに好きな商品を書いて出せば届くという手軽さ。もちろんカタログギフトの受け取り手は切手を貼る必要はないです。もらった方に一切の費用負担はかかりません。
「中山道」で選べるもの
- 近江牛特選すき焼 400g すき焼のたれ付き
- 近江牛特上すき焼き 800g すき焼のたれ付き
- 特選近江牛サーロインステーキ 150g×3枚 ソース付き
- 近江牛ヒレステーキ 110g×4枚
- 近江牛最上焼肉 550g 焼肉のたれ付き
- 近江牛特選しゃぶしゃぶ 400g 柚子ポン酢付き
- 近江牛特上しゃぶしゃぶ 800g 柚子ポン酢付き
- 彦根藩献上品セット(近江牛肉味噌漬け 420g&干肉 大袋×3)
お肉のカタログギフトはいくらを選べば満足度高い?
贈り物を想定した時に、価格帯はどれくらいを選べばお肉のカタログギフト券を購入するのが良いでしょうか。
8,000~10,000円以上のものを選べば、金額に見合った豪華な贈りものとなるでしょう。
あまり安いカタログギフトをおすすめしないのには理由があります。それは、お肉のギフト券には、はがきの発送、返信、さらにメインとなるお肉の送料という3種類のコストがかかっています。
そのため、お肉をそのまま送るよりもコストパフォーマンスが落ちてしまうのです。送料の合計でおよそ1,500円程度かかることを考えると3,000円くらいで送料1,500円もかかっていたら、お肉は実質半分の質か量にしなければならないことになります。
価格帯をアップさせることで、徐々に送料に関するコストの割合が減ってきますので、より価格に見合ったブランド牛をお渡しすることができますよ。