カラッと揚がった鶏のから揚げは本当に美味しいですよね。ご飯を何杯でも食べたくなるくらい、腹ペコ男子には嬉しいおかず。
今回は自宅で作る鶏のから揚げを最高に美味しくするための衣の割合についてお伝えします。
最強の鶏のから揚げは小麦粉と片栗粉のブレンド
鶏のから揚げを美味しくするにはカラッとした歯ざわりが衣にあることが重要になります。
しかもただ歯ざわりの良いだけではなく、きつね色に揚がって香ばしさもなくてはなりません。
我が家の最強の鶏のから揚げの衣のブレンドは
薄力粉(小麦粉):片栗粉=4:6
となります。この割合がサクッと食感で、しっかりと中の鶏のジューシーさを保ってくれるのにちょうど良いのです。
細かい揚げ方については以下の記事で書いているので合わせて確認してみてください。
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から揚げの衣の候補について
から揚げに使用する衣用の粉は、実は小麦粉と片栗粉だけではありません。
自分の好みによって使いわけができるように、候補となるものを以下に紹介します。
小麦粉
最も一般的といえる鶏のから揚げの代表的な粉。強力粉と薄力粉の2種類があり、これによって食感は大きく違います。
薄力粉は粘りとなるグルテンというたんぱく質が少ないタイプ。揚げたてがカリっと仕上がる一方で、衣が柔らかくなるのが早いというデメリットもあります。
強力粉は、パンに使われることもあり衣自体に食べ応えのあるしっかりしたタイプになります。
片栗粉
ジャガイモなどの植物のでんぷん質を精製した粉です。揚げても色が付きにくいですが、衣が薄く仕上がります。揚げても比較的白い部分になります。中華料理などとろみのあるソースをかける場合などに多く使用されます。
コーングリッツ
コーングリッツはとうもろこし豆を粉末にした粉。衣がザラっとしていて食感が良いです。
コーンの風味が付くので、シンプルなから揚げというよりも、他のソースとの組み合わせを楽しみたい。
タピオカ
タピオカの粉もちょっと変わった食感の鶏のから揚げになります。
キャッサバという植物の根茎からとったデンプンで、ザックリ食感のから揚げになります。
タピオカは水分を含むことで、油で揚げたときにさっくりとします。十分に湿らせてから揚げるようにしましょう。
衣を付けるのは揚げる直前
鶏のから揚げは生の鶏肉に下味をつけて調理します。
容器に入れて味をつけるので、このときに小麦粉など衣の成分を入れたくなりますよね。ですが、下味のときに衣をつけてしまうと、厚くなってモチモチとしてしまいしまいます。
しっかりと粉は下味をつけ終わって、いざ揚げるとなったときにまぶすようにしましょう。
粉は平らな容器に個別でいれておき、たっぷりとお肉にまぶしてからはたくようにして量を調整します。
粉をはらうときのコツ
から揚げを揚げる前に粉をまぶして、粉量を調整するときのコツは、
指先でトントンとたたくように粉を落とすことです。
たたく強さをしっかりと制御できる指先なら、ほしいところにしっかりと衣をつけることができます。