牛肉大好き!という人でも、お肉だけを食べているとちょっと足りない気がします。やはり付け合わせに野菜があると食べ応えもありますし、栄養バランスもぐっと良くなりますよね。
それでは、牛肉料理に合わせるといいお野菜は何でしょうか。
ジャガイモ
お肉の付け合わせと言ったら、ジャガイモです!ステーキやロースと肉、仔牛肉のカツなどにはジャガイモが相性抜群。というのも、ジャガイモが牛肉に含まれる動物性脂肪の消化を助けてくれるので、食後に胃もたれがしにくいのです。焼いたお肉とジャガイモのコンビは、おいしさと健康作用の両方があるんですね。
さて、ジャガイモはお料理方法が多い野菜ですが、お肉に添えるならシンプルな調理法がおすすめです。
- ゆでて塩味を付けた粉吹きいも
- いちょう切りにしたジャガイモをバター炒めたポテトソテー
- 皮付きのジャガイモをオーブンで焼いたベークドポテト
は定番の付け合せになります。
イギリス料理などの定番である、マッシュポテトは、ゆでジャガイモをつぶして牛乳とバターを加えたもので、腹持ちがいい付け合わせです。もうすこしボリューミーなジャガイモがほしいときは、拍子切りにしたジャガイモを揚げたフレンチフライや薄切りのまま揚げるチップポテトがおいしいですね。
トマト
ステーキと相性がいい野菜にはトマトがあります。トマトにはビタミンCが豊富に含まれ、これが牛肉の鉄分の吸収率を高めます。
とくに女性は鉄分が足りず貧血気味の人が多いので、牛肉+トマトの組み合わせはとてもおすすめです。またトマトには疲労回復効果もあり、ちょっとお疲れ気味の時はお肉とトマトで充電するといいでしょう。
トマトは生のままでもいいですし、生トマトの青い匂いが苦手という人は加熱してトマトソースを作ってステーキにかけてもおいしいです。牛肉の部位によっては、トマトと煮込んで柔らかくし、シチュー風にしていただくのも温まります。お肉があまり好きでない人や子供には、煮込み風にすると抵抗がありません。
クレソン
ステーキによく添えてあるクレソンもお肉の消化を助ける野菜。
クレソンはヨーロッパ原産の野菜で、明治初期に日本にやってきました。緑色のきれいな野菜で、生のままステーキの横に添えてあることが多いのですが、これは色がきれいなためばかりではありません。
お肉のたんぱく質の消化を助けて脂肪分を過剰に摂取することを防いでくれるのです。
お肉料理が多いおうちでは、なるべくたくさん食べたい野菜ですね。しかし生のままではあまりたくさん食べられません。カサを減らすためにもさっとゆでて、ごま和えにするとたっぷりと食べられます。ダシでおひたしにしてもおいしい野菜で、和風ステーキによくあいます。
牛肉と相性がいい野菜は、相乗効果でおいしさアップ
おいしい牛肉と相性のいいお野菜。
味があうというだけでなく、一緒に食べると体内でいい作用がある組み合わせです。
食べ合わせがいい野菜とお肉を一緒に摂ると、それぞれの栄養の吸収率がよくなり、相乗効果でよりよい作用が得られます。ぜひ試してみましょう。