ステーキハウスなどで注文するとまれに乗っている白いソース。
なんだかわからないけど美味しいですよね。今回はあの白いものは何者なのか正体をお伝えしましょう。
肉の上の白いソースの正体はバター
レストランでステーキを頼むと乗っている白いソースはバターだったのです。時間がたつと徐々に融けていくことからも、特徴は同じですよね。
タルタルソースだと思った方もいるでしょうか。ふわっとしたバターに仕上げているものもあるのでわかりにくいですよね。
このバターは「ステーキバター」という名前のもので、ステーキハウスやレストランでお肉の質と焼き方以外でこだわりがあるものだったりするのです。
その名称の通りバターを基本として、ガーリックやパセリなどの香草やペッパーなどの香辛料が合わさってできているものです。「メートルドテルバター」 「ハーブバター」とも呼ばれます。
お肉の味を引き立ててくれる調味料になるので、食べるときにはじっくりと味わってみてください。
ガーリックバターのほかにもレモンバターを使っているお店も多いです。こちらの場合にはガーリックよりもさっぱりとフルーティーさのある豊かな香りのステーキになります。
自分でステーキバターを作ってみましょう
最近では通販で良質なステーキ肉が手に入るため、自宅の方が美味しいお肉を食べられる時代になりつつあります。
焼きの腕は練習することで上達しますし、お肉料理の基本は上質なお肉ですから美味しい和牛を置いているお店さえ見つけてしまえばお値段も安く食べることができます。
今回は自宅でステーキを食べる方へ、美味しいガーリックバターの作り方を紹介します。
材料(2~3人前)
- バター 13~15g
- にんにくチューブ 1片
- パセリ 小さじ1/2
- レモン汁 小さじ1/2
- 塩・コショウ 少々
作り方
- 事前にバター40gは冷蔵庫から出して常温に戻しておきます。こうすることで他のスパイスを入れたときに混ぜ合わせやすくなるためです。
- にんにくは細かいみじん切りにします。パセリもなるべく細かいみじん切りにしてください。その他ハーブを入れたい方はそちらも細かくした方が香りがつきます。
- 器にバターを入れて、すべての材料を加えて、均一になるまでよくかき混ぜます。
- 出来上がったらアルミ箔やサランラップに入れて柔らかいバターを成形します。冷蔵庫で2時間冷やせば完成です。
焼きあがったステーキの上に乗せてお楽しみください。
余った分は冷蔵庫で保存しておき、他の炒め物などの味付けに使っても美味しいです。
今回のステーキバターを他に使うとすれば、一番のオススメは白身魚のムニエル。
他にも小麦粉と牛乳を合わせてホワイトソースにするとよいです。こちらはチキンを焼いたものにかけたりと案外便利で簡単です。