自分にはおいしいステーキなんて焼けないと思っていました。
鉄板焼き屋さんで出されるステーキはいつも美味しく(和牛だったりしますが)、この火加減が家でもできたらなぁと、ずっとひそかに考えていたんです。
そして、ずっと悩んでいた美味しいステーキの焼き方については簡単に。比較的安価に解決させることができました。
今回はそんなステーキ苦手男子でも簡単に美味しくステーキを焼ける方法を紹介します。
家にあるモノで低温調理ステーキ焼いてみた
はじめは水島シェフの家庭にある道具でできる、真空低温調理によるレシピでステーキを焼いてみたんです。
僕もこの方法でステーキを焼きました↓
これはこれでうまく焼けたと思いますが、温度管理がとても大変でした。
一見上手に焼けたように見えますが、火の通り具合は均一ではなかったんです。おいしいステーキを焼くと言う目的ではとても簡単に焼けて美味しくできたのですが、温度管理をもっと正確にやってみたくなったので低温調理器を購入することにしました。
というのが、『低温調理器でステーキを焼こう』と思うまでの流れです。
レアウェル(Rarewell)を購入
低温調理器は「レアウェル(Rarewell)」を購入しました。
有名なAnova(アノバ)とか、BONIQ(ボニーク)もありますよね。
ただ低温調理器の比較サイトを見てみてもたいした機能の差はない感じがしましたし、コンセントは日本のではないアノバ、さらに価格も高かったため、今回は口コミレビューの評判が良く、コンセントは変換不要で価格はアノバの半額程度のレアウェルを購入することにしたんです。
写真の容器は米びつとして使えるポリエチレン製の容器です。低温調理は耐熱容器であれば必ずしも鍋など使わなくても問題ありません。このような容器の方が鍋よりも安く購入できますし、軽いので便利です。
もうなんでもデキる気になる低温調理器
では早速調理をしてみましょう。
今回はレシピ本を参考にして時間・温度を決めました。「55℃・50分(設定温度が55℃になったら50分加熱)」のレシピになりますが、このレシピは牛肉360gのレシピで、この日360gのステーキ肉を用意できず、アメリカ産アンガス牛肩ロース肉を300gを購入しています。
(今後300gをベースにしようと思っています)
お肉はフリーザーバッグで真空状態にしていれておきます。
念のため水温を計りました。54.8℃でバッチリです。
55℃になった水の中にお肉を入れます。この感じまだ慣れません。不思議な感覚ですよね。
今回は肉量が少ないので時間を少なくしてもいい(熱が通りすぎるよりも良い)と思い、時間は50分から45分に変更しました。
参考にしてください。
13分が経過。すでに色が変わっています。
特にすることがないため、アッとゆうまに45分間の低温調理が終了。
(55.0と書いてある下の数字がゼロになり)タイマーが鳴り終了をお知らせしてくれます。
水から出すとこのような感じになっていました。
この時すでにお肉が変性しているのが分かります。明らかにお肉が柔らかい状態なんです。
このときお肉を持つと元々の裂けめから切れてしまいそうなほど柔らかい状態ですので、持ち上げる際は落とさないようにご注意ください。
水気を取りお好みで塩こしょうをふりフライパンを用意します。
あとは強火で両面同じように1分ずつ焼いて、焼き目を付けて完成です。
好みのサイズに切りいただきましょう。良い色に仕上がりました。
【まとめ】真空低温調理ステーキを焼いてみた
初めての低音調理器だったのであれやこれやとやった感がありますが、終わってみればただお肉を焼いただけです。
時間にすると2分。とても簡単なのに、すごくおいしかったです。
誤解のないようにお伝えすると、まだこれは鉄板焼き屋さんのようなステーキとは少し違います。もう少し歯切れが良いと近づけるかもしれません。ただお肉の銘柄自体にも差がありますので近づけることしかできないと思いますが、それでもこのスーパーで買えるアメリカ産の安いお肉が、かなり美味しくなったことに感動です。
これからも低温調理のデータを取り続け自分好みのステーキを探求していきたいと思います。
ステーキを焼くのがこんなに楽しいとは思いもしませんでした。ありがとうございました。
ミディアムのステーキならもう外食不要です↓