お世話になった方にお礼として何か贈りたい。
こう考えたときに、お金では味気なく失礼な気がしますし、ありきたりの物を贈っても相手が喜んでくれるとは限りません。
牛肉が良いじゃないかと思いついたはいいけれど、実際に牛肉を贈り物にしても良いものか悩んでしまいますよね。
答えは「全く問題ない」です。
また、もし牛肉をギフト商品として選んだときに、贈るときに気をつけたいシチュエーションなどはあるのかについて確認していきましょう。
牛肉が嫌いな人は少ない、ギフトにするにはぴったりのアイテム
牛肉を贈り物にするのは、決してNGではありません。最近ではエイジングビーフと呼ばれる熟成肉や、赤身肉がブームになったこともあり、牛肉への注目は以前以上に高まっています。飲食店やお肉売り場でも、これまで見たことがないような希少部位が売られていて、お肉好きにはうれしい状況です。
だとしたら、お肉をギフトのひとつにするのは悪いことではありません。むしろ、高級牛肉などはふだん頻繁に購入するものではありませんから、特別感を演出しやすいアイテムです。
送り先に日ごろのお世話に対するお礼の気持ちを込めるなら、牛肉ギフトはとってもおすすめですよ。食材に対する趣味嗜好は人それぞれですが、魚と珍味は嫌い・カニやエビは苦手・フルーツも好きではないという人が多い中、牛肉がどうしてもダメで…という人は、それほど多くありません。相手の好みがよくわからない時でも、牛肉なら、まず喜んでもらいやすいので、ギフトに向いているんです。
お中元・お歳暮・お誕生日・結婚記念日…いつ送ってもOK
それでは、牛肉を贈るのはいつがいいのか。実はありとあらゆる場面で、牛肉ギフトが選ばれています。お中元やお歳暮などの季節のご挨拶はもちろん、父の日や母の日に送っても喜ばれますし、お誕生日や結婚記念日など、節目の記念日に送るのもいいでしょう。各種の内祝いとして送っても、とても喜ばれます。
これほどたくさんのイベントに牛肉ギフトが使えるのは、お肉には決まった旬の時期がないからです。エビやカニ、魚などの海鮮は獲れる時期が決まっていますし、フルーツには旬があります。贈りたいと思ったときがちょうど旬にあたっていればいいのですが、お天気や季節のことなので何とも言えません。その点、お肉はいつでもおいしい品物がそろうため、時期を気にせずに贈ることができるのです。
ただし、ご自宅に贈る場合はちょっとだけお肉の部位や種類を考えましょう。お肉は生鮮品ですから、受け取ったあとに自宅で調理することになります。せっかくのお肉を失敗せずに調理してもらうには、薄切り肉なら脂の多いもの・サシの入りが多いものを選ぶといいでしょう。赤身肉なら肉厚のお品を選ぶと加熱しすぎでお肉が固くなることが避けられます。
送り先がお肉NGの家庭でないかは事前に確認
お肉のギフトは一般的に多くの人が喜んでくれるものですが、一点だけ注意が必要です。それは、相手の方がいろいろな理由でお肉NGであるケースですね。たとえば海外の方で宗教上・習慣上の理由からお肉を食べない人の場合や、病気などで医師から脂っこいものを食べるのを控えるように指導されている場合などです。
これ以外のひとになら、お肉を贈るととても喜ばれます。たくさんの人を幸せにする高級肉のギフトは、いろいろなイベントで大活躍する便利なアイテムと言えますね。