インスタグラムやFacebookで憧れのモデルさんや女優さんのファッションや、使っている化粧品をチェックしている方は多いと思います。
上質な暮らしを垣間見ることで、自分のなりたい像を作るのに役立ちますよね。
実際モデルさんなどを見ていると、「やけにお肉を食べている」と感じませんか?
実はこれ、科学的にも認められている美しくなるためのコツなのです。その理由を見ていきましょう。
美容のために必要な3大栄養素
美容のためというよりも、まずは生きるために必要な3大栄養素について詳しくなりましょう。この部分を適当にやってしまうと後で続く美容のための努力の効果がちいさくなってしまいます。基礎をしっかり整えることで素敵な女性を目指しましょう。
人間にはいくつの栄養素が必要になるかご存知でしょうか。
実は全部で50種類くらいあるのですが、その中でも特に身体を動かすためのエネルギー源となるものを3大栄養素と呼びます。
- 炭水化物(糖質)
- 脂質
- たんぱく質
以上の3つのことを言います。
これら栄養素は消化されることでカロリー換算されるので「美容の敵では!?」と考える人も多いのですが、この考え方は大きな誤り。
カロリー0の食品の中身をみれば、なんだかわからない添加物(化学物質)が多く入っているのがわかるでしょう。
もともとカロリーは人間が生きるために必要不可欠のものです。この3大栄養素が足りなくなると細胞が弱くなり、肌や髪がパサパサになってしまいます。
炭水化物はどんな役割なの?
炭水化物は身体を動かすためのエネルギーの元になります。糖質と食物繊維で構成されています。糖質が不足すると元気がでず、疲労しやすくなることも。
さらに食物繊維が不足することで便秘になり、肌荒れを起こしてしまいます。
米、小麦、とうもろこしなどやジャガイモなどの芋類に多く含まれています。
ビタミンB1を同時に取ると効率よくエネルギーに変わってくれるので玄米、ライ麦パンはお勧めです。
脂質と美容の関係
脂質も大切なエネルギー源になりますが、さらに体内に摂取されるとビタミンA,ビタミンE、ビタミンDなど脂溶性のビタミンの吸収を助ける効果があります。特にビタミン豊富な緑黄色野菜と油を一緒にとるとさらに吸収が高まります。
ステーキの添え物ににんじんを甘く煮たグラッセが合ったりしますが、実は知恵なんですね。
また、ビタミンB2は脂質の代謝を促進するので毎日欠かさず取ると、余分な脂質を燃やしてくれます。ただ、気をつけたいのは脂質の品質。青魚、国産肉、オリーブオイルなどは肌つやに効果があるとされています。
身体を作るのは良質のタンパク質
たんぱく質は筋肉や臓器を作る栄養素で、さらに身体の機能を調整してくれるホルモンの材料になる栄養素です、アミノ酸という栄養をしっていますね。その原料がたんぱく質なのです。筋肉を作ることができるので、脂肪を燃焼させることを助けます。
鶏肉が良質なたんぱく質、大豆が植物性で良いと雑誌などにはかかれますが、バランスが重要ですよ。偏ってはいけません。お魚、牛肉、豚肉、卵といろいろなものを摂取しましょう。
たんぱく質は特に重要!その理由とは
美容とお肉の関係の中で、特に重要な栄養素が「たんぱく質」であると考えます。
身体を構成するためのアミノ酸が作られるということは、もちろんですがさらなる効果も期待できるのです。
たんぱく質で代謝アップを目指そう
人間は眠っている間にもエネルギーを消費しています。これを基礎代謝とよびますが、この代謝は年齢とともに低下していきます。20~30代では一日1,200kcal程度ですが、40~50で1,000kcal程度になります。
体内でエネルギーを消費させるのには筋肉が動くことが必要なので、筋肉の少ない人は基礎代謝が下がるのです。つまり基礎代謝が低いと美容に効果のある栄養もうまく取り込めないということです。
筋肉の元はたんぱく質。牛肉、鶏肉、豚肉をバランスよく摂りつつ、マグロやかつお、チーズなどを取ってみましょう。
たんぱく質摂取の時のポイント
たんぱく質を摂るときは、運動をセットにすると効果が大きいです。
運動といってもマッチョになるような運動はしなくて良い。
ウォーキングや付加をかなり軽くした筋肉トレーニング(ストレッチや腹ばいで腕立て伏せ、ひざの屈伸運動など)程よく運動するだけでで女性らしく、ほどよく引き締まった美しいからだつきになることができます。近年ヨガが広まっていますが、ちょうど良い運動のひとつです。
代謝が上がると栄養を美味く取り込めるだけでなく、理想的な体型に近づけます。是非参考にしてみてください。