アメリカ産牛肉の特徴はジューシーさ
アメリカの牛肉といえば、その特徴はお肉らしい食感とお肉のジューシーさです。この肉質は牧草だけでなく程よい飼料によって作られます。広い土地で作られたストレスの少ない環境とトウモロコシや大豆を与えられて飼育されます。
これによってお肉らしい脂肪のついたお肉ができあがります。
硬いイメージのあるアメリカ産の牛肉ですが、ランクさえ正しく選べば美味しい赤身の牛肉を食べることができます。日本の黒毛和牛の脂肪がコッテリ過ぎるという方にとって、お肉の旨みは十分でさっぱりしている赤身のアメリカ牛はおすすめです。
アメリカは日本とは比較できない程度の本当に広大な牧草地を持っていて、ここで放牧されています。日本で言うと松阪牛や米沢牛も飼料と環境にこだわって育てられていると思います。アメリカの牛の環境は美味しいお肉ができるために必要なストレスフリーの環境といえるでしょう。
アメリカ産の牛肉のランクについて
日本ではA5ランクなどお肉の格付けがされていますが、もちろんアメリカでも格付け制度があります。アメリカのお肉のランクは全部で8つ。その中で日本のスーパーなどに並んでいるのは上位3つの等級になります。ジューシーさや柔らかさ、サシの入り方などの評価項目についてすべて高い品質が認められたのがプライムというランクです。
そのほかにも味とジューシーさのバランスが良いものはチョイスというランク。チョイスは日本で流通するアメリカ牛のなかでもっとも多く販売されているものです。
また、赤身を美味しく食べられるランクとしては、ヘルシーなセレクトになります。もし格付けがわかっている場合には参考にしてみてください。
どこでアメリカ牛は買えるの?
ネット通販でももちろん購入できますが、お住まいの近くにある有名なスーパーマーケットであればアメリカから牛肉を輸入しているのでそちらで購入できます。
主なスーパーマーケットの取り扱いチェーン店としては、イトーヨーカドー、西友、コストコ、CGCグループ、コモディイイダなど有名どころであれば入手可能です。
実際に販売されているかどうかは時期によりますので、確実に入手したい場合には事前に問い合わせしてから行くのが良いでしょう。
アメリカからの牛肉の輸入は?
日本にやってくるアメリカの牛肉は、アメリカの政府機関の品質チェックに合格した牛肉のみが選ばれています。
輸送は船で行われ、輸送機関は約2週間かかります。船でというとかなりの時間がかかりますね。
それでも船の中は厳しい温度管理がされているので安心です。0~4℃の冷蔵状態で、低温熟成されながら運ばれているんです。輸送しながら旨みをアップさせているというのもかなり賢い方法です。
到着した牛肉はそれぞれスーパーマーケットで加工され私たちの食卓にならびます。