結婚祝いや新築祝い、退職祝いなど大切な方のギフトには高級な食材である和牛のギフトが人気です。また季節のご挨拶としてお歳暮やお中元にも適しているとされ、お肉をギフトとして贈る方は本当に多いです。
ただ、和牛にはたくさんのブランドやお肉の種類があるため、牛肉ギフト選びで悩んでいる方もたくさんいらっしゃることと思います。
お祝い事の肉の贈り物で失敗しないように、肉ギフト選びのコツを事前に知っておくと良いでしょう。今回はお祝いにぴったりな和牛ギフトの選び方について紹介していきます。
牛肉のプレゼントは鮮度と品質が第一
どれだけネームバリューのあるブランド牛でも、お肉の鮮度悪い条件で配送されては、決してお肉が美味しくなることはありません。
牛肉をギフトでプレゼントとしてお渡しする時には、実績のある通販できるお店を選びましょう。加工から配送までしっかりとケアされていることがまずは大切です。
また、贈り物としても使われているお店を選ぶと、ギフト用包装やかけ紙、熨斗の対応について選択できることが多いです。
お肉を新鮮なまま楽しめる産地直送が良い
本当に美味しい状態の和牛を味わうことができるブランド牛を贈りものにしようと思ったら、飼育された産地から直接送ってくれるブランド牛のお店がオススメです。
生産地から直接お取り寄せできるので、輸送による味の低下リスクを抑えることが可能です。
配送形式は冷凍発送が多いのですが、鮮度に自信のあるお店は冷蔵で送ってくれるお店も。かなり加工の技がある見極めにも使えますよ。
色々みてくると、品質に自信のあるお店しかできないやらないことがわかります。配達方法に着目してお店選びをして差し上げるのも、成功するお肉のプレゼントの方法となります。
贈る相手に合わせた商品選びができること
お祝いの商品を失敗させないためには、本当に上質なものを適量、適切に贈ることが重要です。どれくらいの金額のものを選んだら良いか、和牛ギフト用におススメの商品はあるかなど紹介していきます。
お肉は先様の予定を知ると成功率アップ
お肉は生もの。相手が食べたいと思う直前にお渡しできるのがベストですよね。
贈る相手の都合がわからない場合
生鮮食品のギフトは本当に美味しいと思える状態で楽しんでもらえてこそ、そのプレゼントとしての真価が発揮されます。せっかくのご馳走ですから、相手の都合を確認できるのが一番でしょう。
わからない場合にはお肉のギフト券という便利な商品があります。
ブランド牛が楽しめるギフト券を使えば、贈りたい相手が食べたい部位を好きな食べ方でお取り寄せできるようになるのでおすすめ。
ただし、年末年始はすき焼き需要でかなりお肉屋さんが繁盛するので、ギフト券・カタログギフトの対応をしていないお店も多いです。
贈りたい相手がグルメの場合
贈りたい相手が食べ物に精通しているグルメの方の場合には、有名ではあるけれど入手しにくいブランド牛を贈ると喜んでもらえます。
知名度が低くなりながら味は絶品というものを選べれば最高。
黒毛和牛のすべての素牛となる但馬牛がおすすめです。
知名度と味のバランスが良いので私は年に数回はプレゼント利用しています。
また、最近ではたくさんのブランド牛から好きなものを選べるお肉専門のカタログギフトも出てきています。佐賀牛、宮崎牛、仙台牛など知ってはいるけれど経験したことがない有名ブランドなどから選んでいただきましょう。
牛肉のプレゼントは一人何グラムずつ贈ればよい?
贈り物としてお肉をお渡しする場合には、購入する分量を贈りたいですが、目安はあるのでしょうか。
一人当たり何グラムにすると喜ばれるのかというと、
男性の場合には200g弱を目安とするのが良いでしょう。女性の場合には150gでも満足できる大きさになります。
上質なお肉は大量に食べても味わいを感じてもらえないもの。多すぎてもありがたさはそれほど感じてもらえないかもしれません。
ただ、お肉の冷凍便の牛肉であれば、約2か月程度は賞味期限が設けられているので多くて迷惑ということもないです。
4人家族ならで500~600グラムが目安
お肉をギフトとして贈る場合の量ですが、だいたい4人分で500~600グラムがちょうど良い量となります。
4人家族と言っても小さな子供が2人という場合は500グラムで十分でしょうし、中学生以上の子どもが2人なら600グラムは必要。
お相手の家族構成で微調整を入れるのは必要ですね。
お肉はお歳暮時期がかなり喜ばれる
牛肉は年末にすき焼きでいただくのが、文化となっている家庭は多いでしょう。そのため、お歳暮時期にお渡しするのは成功率のカギとなります。
ちなみにお歳暮を贈る時期ですが、だいたい12月中旬から12月20日までが一般的。
あまり年末ぎりぎりに送るのは失礼にあたりますので、この時期に送るのが間に合わないときは、年明けの1月1日~15日の間にお年賀として送るのもOK。
お歳暮には間に合わなかったけれど、やはりお肉が良さそうだと感じている方は、1月15日~2月4日のあいだに、寒中見舞いとして贈りましょうね。
すきやき肉なら肩ロースともも肉のセットで500グラム
さ500~600グラムと言っても、お料理によってベストな部位が変わってきます。
すき焼きなら、肩ロース300グラム+もも肉300グラムなどをセットにすると、味を楽しめるなど上級者の贈り物という感じ。
肩ロースはサシが入って溶けるように柔らかい部位で、もも肉は赤身中心のうまみが強い部位です。
同じブランド牛でも違う部位を組み合わせることで、食事に楽しみを追加してあげられます。
ステーキ肉ならランプ肉を100グラム×人数分でも
豪華に松阪牛を食べていただくのなら、ステーキをお送りしましょう。ステーキ肉の場合は、あまり脂がたくさん入っていない部位のほうがおいしくさっぱりといただけます。おすすめは適度に脂が入ったランプ肉。
赤身好きの方にはランプステーキが良いのです。ステーキとして人気のある部位ですし、ブランド牛のお肉の味をしっかりと味わうことができます。
ランプ肉は、サーロインにつながる腰の肉。ほどよく脂もはいっていますが、ロースほどサシが多くないのでさっぱりして食べやすいのです。
ステーキ肉をお送りするなら、1枚約100~150グラムあれば十分。100グラムでだいたい大人の手のひらサイズ、高級肉を味わう量としてはちょうど良い量です。
家族の場合にはすき焼きがベスト
贈る相手が家族が多い場合には、すき焼き肉を贈りましょう。
しゃぶしゃぶやすき焼きなどの鍋料理にしてあげるとお母さんが喜んでくれるでしょう。大抵は予算に上限を設けているでしょうから、お肉のランクを落としても贈る量を維持した方が喜ばれる可能性は高くなると思います。
さいごに
お肉のプレゼントは確実に喜ばれる贈りものですが、成功率を上げるためには、相手の家族構成やお好みなど状況に合わせたお祝いを選ぶかが重要になります。
喜んでもらうために、まずは信頼できる通販できるお店を探すこと、そしてそのお店の中から最適な商品を探すことという2段階プロセスを踏むのが良いと思います。
和牛をお祝い事に贈ろうと思いついた時点で、きっと贈り物は上手な方なのです。あとは心を込めて牛肉ギフトすれば、喜んでもらうことは間違いなくできると思っています。