初詣や縁日に行くと、美味しい屋台がたくさんあってうきうきしちゃいますよね。
大判焼きやたい焼きなども良いですが、ちょっと小腹が減った時にはじゃがバタの看板が魅力的に見えてしまう。
今回は、神奈川県の屋台でよく見られる揚げるタイプのじゃがバタ、特に寒川神社のものが感動レベルで美味しかったので再現をしていくことにします。
寒川神社の初詣で是非食べたい「じゃがバタ」
寒川神社のお祭のときに出店される屋台「じゃがバタ」。最近では明太マヨネーズもかけてもらえたりして、魅力がとどまることを知りません。
上の写真は、私が感動しているじゃがバタの実物です。
さすがに明太マヨをこれほど乗せたものを日常で食べるのは、背徳感に押し潰されそうになるのは必至。
今回はさっくさくの感触が美味しい揚げじゃがバターのじゃがいも本体、揚げじゃがの部分の作り方を再現していきます。
寒川神社の揚げじゃがバタのレシピ
準備するもの
- じゃがいも 中6個
- ホットケーキミックス 120g
- 片栗粉 60g
- 冷水 200mL
- 塩 適量
- バター お好み
トッピングはコーンや明太マヨなどお好きなものを
ホットケーキミックスに入っているベーキングパウダーをつかってさっくり感を出すことができます。自然な甘みも追加されてお手軽です。
さらに片栗粉を入れることで、神社で食べるあのさっくり感触に似せた揚げ衣ができます。冷めてもサクサクが持続するので是非試してみてください。
じゃがいもを蒸す
最初にじゃがいもですが、あげる前に蒸しておく必要があります。じゃがいもの表面をしっかりと洗ったあとで、蒸し器で加熱をしていきましょう。蒸しあがるまでの時間は、
- 圧力鍋なら中圧 8分間
- 圧力鍋を使わない場合には20分間
の加熱時間で中くらいのじゃがいもなら竹串が通るくらいの柔らかさに蒸しあがります。
綺麗に蒸しあがったら、あら熱を取っていきます。水が表面に多すぎるとあげた時にはねるので、少なくとも表面の水分が蒸発するのを待ちましょう。
揚げ衣の準備をする
ホットケーキミックスと片栗粉の比率は「2:1」としています。片栗粉の代わりにコーンスターチを使うのもありです。
ここでのポイントは、冷水を使って混ぜること。
天ぷらの手法を参考にしましたが、小麦粉をぬるいお水で混ぜると粘りが出てしまうのです。また、お水が油に入れて蒸発するときに生地の中に隙間を作るので、サクサク食感になるんですね。
泡だて器などで上からたたくようにして混ぜ合わせます。グルグル混ぜると粘りが出てサクサク感が損なわれる可能性があるので慎重に。
ホットケーキミックスがちょっとダマになっているくらいでちょうど良いです。揚げてしまえばわかりません。
衣を蒸したじゃがいもに付けて揚げる
蒸かしたじゃがいもに、衣をつけていきましょう。
全体に生地がいきわたるように絡めたら、油へ投入していきます。
揚げる油の温度は180度を目安にしています。
大きいおいもを上げているため、もしかしたら多少温度下がっているかも。とはいえ、底まで温度は気にしなくても、ホットケーキミックスが優秀なので綺麗に揚がります。
数分間揚げて、綺麗なきつね色が出てきたら揚げ終わりです。ポテトはしっかり火が通っているので、表面の判断だけでいいというのも揚げじゃがバタのいいところ。簡単です。
お好みのトッピングで召し上がれ
たっぷりめのバターを乗せて、ちょっと多めのお塩をふって。味が濃いほど、屋台の味に近づきます。
カロリーが・・と気になるところではありますが、これを一食にすると決めてしまえばあとは至福を味わうのみです。
かなり、さくさく食感が再現できていますので、上の作り方でお楽しみください。
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