馬のお肉ってさっぱりしていて食べやすいので、栄養があるかどうかわかりにくいと思います。しかし、実は馬刺しはとても栄養価の高い食品。
特に女性には特にうれしい影響が多く含まれているのです。
高いサプリメントを購入するくらいなら、美味しい馬刺しを食べたほうが良いくらい。
馬刺しの栄養価について
どのような栄養が含まれているのか確認していきましょう。
馬肉は「さくら」とも呼ばれるほど赤身が美しいですね。この赤身はすべて鉄分によるものになります。
牛肉や豚肉も鉄分が多い食品として知られていますが、馬肉は豚肉と比較して、およそ4倍の鉄分が含まれています。
これは、鶏肉と比較すると同じお肉なのに10倍もの鉄分になります。
貧血予防にも直接的に効果がありますし、血流が良くなることで顔色が良くなり美しく見えるようになります。
カロリーも意外と低くてヘルシー
また、牛肉・豚肉・鶏肉と比較するとより低カロリーなのも特長です。低コレステロールで低飽和脂肪酸の優れたたんぱく源になり、お肌の調子を整えるのにも作用します。ほかの栄養素としては皮膚や目の粘膜を維持するために必要なビタミンAや骨や歯を強化するカルシウムが豊富に含まれています。
食べるだけで健康できれいになれるなんて素敵な馬刺し。
お酒を飲まない方はなかなか食べる機会がなかったと思いますが、ご飯のお供として是非お取り寄せしてみてください。
妊婦は馬刺しを食べても大丈夫?
馬の肉は生あるいはタタキで食べるのが最も美味しいです。馬刺しは確かに外食で意外と気軽に食べられますね。
妊娠している方はおなかにいる赤ちゃんへの影響があるため、口にする食べ物ひとつひとつについて「どれを食べても良いのか」神経を使うところだと思います。今回は美味しい馬刺しを妊婦が食べても大丈夫かについて考えてみましょう。
妊婦が馬刺しを食べていいのかの結論は、「食べてはいけない」です。
とても残念ですがやはり妊娠中にはリスクが高いですね。
馬刺しだけでなく、牛肉や豚肉などのお肉の生肉にはトキソプラズマやリステリア菌という胎児への影響が大きい寄生虫や最近が少数かもしれませんが入っている可能性があるんです。
トキソプラズマとは
トキソプラズマとは牛・豚・羊・馬といった哺乳類や鶏肉などに存在する可能性がある寄生虫。これは熱によってなくなるのですが、生で食べる馬刺しは可能性がゼロにはなりません。このトキソプラズマは健康な人であれば、身体にはいってしまっても問題が起こることはほとんどないとされています。ただし、妊娠中に限りこのトキソプラズマは危険です。感染してしまうと流産などリスクが上がるとされています。