今回はミートマイチクで購入できる豊西牛のサーロインステーキとチャックアイステーキの食べ比べです。
ミートマイチクは私のお気に入りのお肉屋さんで、三田和牛・但馬牛が安いのに美味しすぎるお肉が食べられるので年に数回は自分でお取り寄せ、父の日やちょっとした贈り物にも使わせてもらっています。
そのお気に入りのお店が販売しているのだから、豊西牛も食べてみたいと感じてしまいますよね。すっかりファンなのです。
豊西牛は北海道十勝で生まれた子牛を中心に育てられ牛肉。トヨニシファームで作られたお肉の畜産業者さんのオリジナルブランドです。赤身肉を長所として、生産されたホルスタイン種の牛肉。
国産牛で身が引き締まっており、お肉らしい噛み応えがあります。大自然で育てられているためヘルシーなのが魅力。
豊西牛の「サーロインvsチャックアイ」比べてみた
ヒレ | サーロイン | |
---|---|---|
商品名 | チャックアイステーキ | サーロインステーキ |
価格(税込) | 2,203円 | 2,484円 |
内容量 | 300g | 230g |
お肉単価(円/g) | 7円 | 11円 |
オススメ | とにかくお肉を頬張りたい方へ | 脂身と赤身のバランス |
チャックアイってどんな部位なの?
・チャックアイロール
日本ではかたロースと呼ばれる部位です。かたロース芯にあたる部分と、ザブトンと呼ばれる部分、ネック部分の3つの異なる肉質で構成されています。丁寧にスジや筋膜を掃除することで、様々な用途でご利用いただけます。また、安価にステーキ材としても活用できます。・チャックフラップ
日本では「ザブトン」と呼ばれる、かたロースの一部です。全体的に肉質が均一で、ロインより赤身が多く、比較的柔らかい部分です。サイコロステーキやBBQ食材、焼肉などに適しています。スライス材としても活用の幅が広く、特にしゃぶしゃぶ用に適してします。
サーロインとチャックアイの見た目
ついに、豊西牛が出てきました。赤身が美味しいというだけあり、確かに赤いです。上の写真では右上のものがチャックアイ、左下にある方がサーロインです。ただ、
どちらも硬そう・・・
ちょっと味に不安がでる見た目。サシも結構大きくて、黒毛和種でない品種はこんな感じなのかな。黒毛和牛とは品種の差を感じますね。
豊西牛サーロインステーキ肉 230g
まずまずの筋っぽさと大きい脂肪の部分。サシは大きめで赤身と脂肪が分離している印象です。
スマホと比べていますが、なかなかの厚みがあります。
黒毛和牛などのブランド牛のサーロインというと繊細で薄切りのイメージですが、豊西牛はアメリカンというか、豪快なステーキ肉。
かぶりつきたい方には十分なボリューム感です。
やっぱり和牛香と言われる牛肉ならではの味が薄い。サーロインですら確かに言われたとおりサッパリはしているが、旨みが少ないです。
普段但馬牛という世界でもトップレベルのお肉を食べているせいもあって、物足りなさが出てしまいました。残念ながら豊西牛はギフト用お肉としてはオススメできないレベルかなと。
あと、ちょっと筋(スジ)が多すぎる。
豊西牛チャックアイステーキ肉 200g
チャックアイステーキは大きいですね。比較として置いておいたiPhoneの4個分の面積。
そしてサシが大きくて、お肉自体かなり硬そうに見えます。
今回のチャックアイステーキは薄めですが、大きいお肉でした。
サーロイン同様に硬さと筋っぽさはあります。ただ、赤身の味を楽しめたという点ではチャックアイステーキの方が美味しいです。
また、サーロインよりも半分くらいの厚みであったこともあって、噛み切りやすさがありました。
結果として、豊西牛サーロインと豊西牛チャックアイのどちらが美味しいかというと、
チャックアイステーキ肉の方が美味しい
ということになります。(繰り返して申し訳ないですが、どちらかと言えばという感じです)
豊西牛ステーキ肉を調理法
豊西牛の食べ比べは、やはりがっつりと食べたいと思いますので、ガーリックバター醤油の味付けを選択します。
ミートマイチクさんは牛脂と日本食研のステーキソースが1枚のステーキに1個付いています。
この日本食研のステーキソースがまた、美味しいんですよね。失敗の少ないステーキを食べたい方は、今回のレシピはおススメです。
牛脂とニンニク、バターを熱する
一緒に焼いていますが、厚みの違う二つは焼き時間で調整しました。
フライパンは珍しく鉄フライパンではなく、ティファールを使っていきます。牛脂を溶かして強火にした後でガーリックとバターを投入。
しっかりとフライパンが熱くなったことが確認出来たら、塩コショウを両面につけたお肉を入れます。(塩は直前の方が美味しいです。)
豊西牛の焼き加減について
厚みが異なる2つのステーキですので、焼き時間を調整しなければなりません。
サーロインステーキ
表 2分⇒裏 3分⇒アルミ箔につつんで保温で10分チャックアイステーキ
表 2分⇒裏 40秒⇒アルミ箔につつんで保温で10分
お肉はそれぞれフライパンから上げた後はアルミ箔で包んであげると、ローストビーフのように赤身の旨みが際立ちます。是非試してみてください。
最後は肉汁を使ってソースづくり
ソースを作っていきます。
お肉のエキスたっぷりのフライパンにステーキソースとバターを入れてよく混ぜ合わせます。ガーリックバター醤油味。最高です。
贈り物の包装のレベルは?
ヤマトの冷凍便で届きました。
今回は豊西牛をの比較ということで2種類のチャックアイステーキとサーロインステーキの2種類をお取り寄せ。それにしては大きい外箱。
ミートマイチクさんからドライバーさんへの配慮。お客さんにもしっかりとメッセージを伝えてくれますし、こういう小さいところにも配慮ができるお店であるというのが、美味しいお肉のヒミツかもと感じてしまいます。
この風呂敷風の包みは、ミートマイチクで注文すると、どのお肉を購入しても付けてくれます。
贈り物をしたいと考えた時に、先様にしっかりとしたものを渡していることの証明になる気がしています。
私がミートマイチクをオススメする理由のひとつがこの包装です。日本の文化を大切に継承している気がして良い気分。
風呂敷をあけると熨斗つきのかけ紙です。かけ紙は注文するときに、ネットの欄で頼めば無料で付けてくれます。
おそらくこのお店の場合には、発送前であれば電話をすれば後からでも対応してくれると思います。
まとめ
今回は、食べやすさと赤身の魅力を感じられたという点でチャックアイステーキに軍配が上がりました。
ただ、どちらもスジが多くて噛み切るのが本当に大変。身が引き締まっているといえば、その通りですがちょっと硬い。
この豊西牛はステーキ以外のほうが美味しく食べれるのではないかと感じました。煮込み料理などで食べてみるのはいいかも。
ミートマイチクでは、おとなしく三田和牛か但馬牛を買うに限りますね。