イチボ|濃厚な脂のうまみと程よい噛み応えで焼肉ファンの必需肉

レア

表面は軽く焼き目をつけて、中心が柔らかいうちに食べるのが良い。厚めのお肉の場合には表面が焼けたら弱火でゆっくり加熱するほうが良い。。

味つけBest3

  • 甘口タレ
  • ガーリック醤油
  • ガーリック塩胡椒

イチボの特徴はお肉らしさと濃厚な脂身の味の深さ

イチボは牛のお尻の骨周りの部位です。ランプの隣にあり、外モモとサーロインの中間的な特徴を持つお肉の部位です。細かく分けるとイチボは外モモに近い部分になりますが、大きいくくりではランプとイチボを同じ扱いでランプ呼ばれることもある。

程よい噛み応えがあるので、薄切りにして焼肉にするのが最も美味い。若い世代のお肉好きには絶大な人気を誇るパフォーマンスに優れるお肉になります。質の悪い牛肉の場合、やや硬いことがあるので要注意。A3~A5ランクであれば間違いなく美味しい焼肉用のお肉であると感じられるでしょう。

また、「イチボ」という変わった名前の由来ですが、一説によると、英語の「aitchbone(エイチボーン)」が使われるごとに略されてイチボに変化したのだそう。

イチボの味の特徴

非常にきめが細かく、赤身のお肉の味も癖が無く甘みを感じられます。非常にさっぱりとしていてやわらかいので、コース料理などの他の料理とあわせても影響しにくい。口に入れて噛んでみるとお肉のなかから肉汁が飛び出すような感覚が味わえる。

松阪牛や米沢牛など黒毛和牛のなかでも、トップクラスに上質なお肉の場合には厚みを持たせても硬さが無いのでステーキが最高におすすめ。むしろお肉の弾力を感じられて、サーロインよりも美味しいという方も多いです。もし予算に余裕があれば一度味わってみても良いでしょう。

ランプ肉よりもややキメが粗いのですが、食感がお肉らしくて良い。

比較的サシが入りやすいので、脂のうまみを感じながら食べ応えを感じられる。噛みしめるとうまみがあふれてくるタイプなので、焼肉はお酒のおつまみに最高。

イチボのカロリーってどれくらい?

一般的なイチボは100g当たりおよそ246kcalです。

ヒレ肉と比較すると脂身が多く、カロリーは高いと感じられますが肩ロースやサーロインと比較するとかなり低カロリーです。

気になる栄養価ではビタミン・ミネラルではナイアシンとビタミンB12の成分が高いです、赤身が多いタイプの外国産の牛などの場合には鉄分なども多めになります。

イチボのお肉を食べる場面は?

食べ心地がある点と、焼肉の場合には数切れ食べると満足感がでてくるので、バーベキューなどの序盤のお肉としてオススメ。

また、上等なお肉の場合にはステーキにして、元気な家族のご馳走にするのが良いでしょう。おもてなしやお肉のギフトには不向き、特に年齢層によって好みが分かれるところがあるためです。

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