日本三大和牛って美味しいの？いまさら聞けないブランド牛の違い

日本三大和牛は諸説ありますが、松阪牛・神戸牛・米沢牛又は近江牛になります。

ここまでの和牛となるとどれを食べても美味しいです。

ただ、違いはというと、育てられる時のエサやお水、環境が異なるためかなりの違いがあります。

実際に食べ比べてみると面白いですよ。私が感じた三大和牛についての味の違いについて紹介します。

松阪牛の特長

私個人的には松坂牛が一番好み。

お肉の旨みと赤身部分の歯に当たる感覚は芸術的な質感と言えるでしょう。

ステーキで食べるなら間違いなく松阪牛がオススメ。特に焼いたときの脂肪の甘い香りが濃く、少量でも満足度の高い非常に味わい深いお肉です。

松阪牛の筆頭ともいえる黒毛和牛のブランド牛。だれもが知っている日本三大和牛のひとつとされていますが、知名度や肉質とどれをとっても日本一と言っても過言ではないでしょう。

神戸牛の特長

海外でとにかく人気の神戸牛はステーキも良いですがしゃぶしゃぶがオススメです。

肉質がやわらかく、香りも良い。融点の低い脂肪があるので、お湯でさっと溶かしてあげて食べることでふんわり食感が味わえるでしょう。

口の中でとろける感覚があります。個人的には少量のわさび醤油でいただくのが好きです。お試しください。

米沢牛の特長

米沢牛は脂肪の甘みが立っているブランド牛です。

こちらも神戸牛と同様にやわらかいお肉で、しゃぶしゃぶやすき焼きなど溶けるような感覚がより際立つ料理に合います。実際に山形県の米沢に行くと、すき焼き屋さんが有名だったりします。

もちろんステーキにしても美味しいです。

3大和牛のルーツのお肉があるって知ってる？

ブランド牛の中でも特に有名となっているものが「日本3大和牛」なのです。ですが、その有名黒毛和牛のお肉には、ある共通点があるのです。それが…

「但馬牛(たじまうし)」

ほとんどの国内ブランド牛、黒毛和牛のルーツとして知られる極上のお肉。

血統を徹底して純潔を守り抜いたからこそ出てくる牛肉界のサラブレッドのようなお肉なの。

美しい霜降りの溶けるような肉質が特長でこれは松阪牛や米沢牛にも引けをとらない最高品質のお肉なのです。

実際に食べに行く「但馬牛」のお店

実際に但馬で食べることができる有名店を紹介します。感動目指して食べに行く価値あり。

蔓牛焼肉太田家 和田山店

直営牧場から一頭買いで牛を仕入れるお店、蔓牛焼肉太田家。最高級のサーロインからホルモン焼鍋位まで食べられるお店となっています。

精肉店も併設しており、お土産に購入することも可能。

店舗に入ってみると、とても開放感があり店内は個室もあります。駐車場も広くスペースがあるので車でも安心して行けます。

天空の城として有名な竹田城を散策できますので合わせてどうぞ。

但馬牛料理 西田屋

直営牧場を所有しており生後33ヶ月の但馬牛をお料理に使ってくれます。

霜降りが美しく入った極上のお肉をしゃぶしゃぶで食べるのがこの店のオススメです。

創業以来上質の但馬牛料理で知られる店として地元のみならず観光客にとっても高い人気を維持しています。古民家風のお店なので未来も抜群観光にはぴったりですよ。

和風本格焼肉瑞苑（ずいえん）

但馬牛の焼肉を食べたければ和風本格焼肉「瑞苑」がオススメです。

美しいサシの入った霜降りのお肉は焼き肉や、しゃぶしゃぶ・ステーキ・すき焼き等で食べられます。

お店で使われるお米は丹後半島で有名な千枚田で作っているものがどう食材全てにこだわりの感じられるお店です。

但馬牛料理はまだ

こちらも但馬牛の時価牧場で飼育したこだわりのお肉を焼肉・すき焼き・しゃぶしゃぶ・ステーキで味わうことができます。

特に焼肉は炭火で焼きあげるためにお肉の旨味をしっかりと閉じ込めておいしくいただくことができます。

風味が良い高級黒毛和牛、油断すると食べたくなりますよね。

焼肉セットは特にコストパフォーマンスが良く特上ロース、カルビ、カイノミなど人気の部位が4つセットで楽しむことができます。

但馬牛はオススメのお肉屋さんあります

但馬というと兵庫県の山の中にある土地。近くに神戸や丹波、有馬温泉などの観光できる場所もありますが、なかなか遠くて行くことは難しいですよね。

ただ、但馬牛は私がいろいろなお肉取り寄せをする中でもトップクラスに美味しいお肉を送ってくださるお店があります。

但馬牛を販売している、美味しいお店は「ミートマイチク」というお店。

ミートマイチクってどんなお店？

ミートマイチクは、日本三大和牛の親牛にあたる「但馬牛(たじまうし)」をはじめ、三田和牛(さんだわぎゅう)・豊西牛(とよにしぎゅう)なども扱っている人気精肉店です。

「精肉店＝お肉屋さん」ですが、このお肉屋さんって実は２つパターンがあります。

一つは食肉問屋さんから商品(お肉)を仕入れて販売するお肉屋さん。こちらは食肉問屋さんに電話をして「今日は〇〇肉と〇〇肉を何グラムずつ」と注文して商品を仕入れるスタイル。

もう一つが、「枝肉卸売市場（枝肉卸売市場は「お肉の築地」と思ってください）」に実際に出向いて自らお肉を選んで、その時その日「美味しい」と思うお肉を仕入れてくるスタイルのお肉屋さん。

どちらのお肉屋さんがこだわりが強いかと言えば、もちろん後者。ミートマイチクはその後者のお肉屋さんです。

しっかりと目利きをしてどこの牧場が飼育している牛かというところまで把握して精肉店を営んでいます。どこの牧場の牛肉かというところまで把握しているお肉屋さんは実は少ないです。

またこのこだわることが「手間がかかって牛肉の価格が高くなるんじゃない？」と思われる方もいらっしゃると思いますが、コレはむしろ逆で、コストも下げることができるのです。

なぜなら食肉問屋さんから仕入れているお肉屋さんのお肉も、出どころはミートマイチクが仕入れている「枝肉卸売市場」だからです。

要するに、手間をかけない代わりに「手数料」をお支払いしているということ。

100g1000円のブランド牛があったとき、枝肉卸売市場から仕入れれば、「100g1000円」ですが、コレが食肉問屋さんから仕入れれば、食肉問屋さんもお仕事ですから手数料を取らなくてはいけません。

そうすると「100g1000円」だったお肉が「100g1500円」になることもあるのです。

要するに「同じ美味しいお肉」も、一見お得に買えそうな、電話１本で仕入れをしているお肉屋さんよりも実は価格が高くなりそうなこだわりのある精肉店で買うことの方が実はお得だということ。

ミートマイチクでは、自ら枝肉卸売市場に足を運ぶことでお客様に貢献できると考えているため、取り扱う但馬牛・三田和牛・豊西牛について、すべて同じように熱い気持ちを持ち常に喜んで貰えるお肉を自ら選定しているのです。

三田和牛がおすすめ

まだミートマイチクを試していないのでしたら、まずは…

三田和牛から試して頂くのがおすすめ。

三田和牛は子供を産んでいない未経産の雌牛で、さらにA4/A5最高ランクのお肉のみを厳選して仕入れています。

三田和牛のルーツは、日本３大和牛の松阪牛・神戸牛等と同じ但馬牛なんです。

その肉質の仕上がりの高さに美味しかった・感動したとおっしゃる方が増えています。是非機会を作って頂いて試してみてください。